北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!

カテゴリー │DROP OF KOPI 珈琲珈琲焙煎

北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!



「タカヒロ 雫」を手にしてから
ハンドドリップを点滴で抽出することと注ぎ続ける抽出することの二通りのやり方があると気付きました。

今回、台湾のお店で美味しく感じたハンドドリップのコーヒーは
「注ぎ続ける抽出」
でした。

そこで、今回同じお店の豆ですが焙煎方法が異なる豆を頂いたので
注ぎ続ける抽出
を試しながら、比較してみました。

北欧式焙煎と通常焙煎

豆は最近、北欧式焙煎を提供しているpotohotoさんからいただきました。



比較する豆は、ニカラグアのラスクンブレス農園
Cup of Excellence 2015の入賞豆です。
品種は、カツーラで、精製はウォッシュド

北欧式がこちら

北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!
北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!

通常がこちら

北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!
北欧式焙煎と通常焙煎の飲み比べ!

煎り上がりはどちらも同じようで、浅煎りです。


北欧式=スカンジナビアン・ロースト

スカンジナビアン・ローストについて多分これかな?
ていうサイトがありました。
こちら

「スカンジナビアン・ローストにてついての記事」

引用すると、
スカンジナビア・スタイルは、香り、特に甘みをはっきりと出すことが可能である。そのためバリスタ競技者にとって、簡単にある程度まで自分の目指すコーヒーを作りだすことが可能である。更にコーヒーに何かもの足りなさを感じたとき、これが一つのアクセントとなり、より良くすることが可能である。


他の部分は、僕自身が焙煎をあまりしないのでわからないです。

比較した結果

抽出の条件はこんな感じになります。

抽出の仕方:ハンドドリップ点滴にせず一定の量を注いでいく

豆の量:12g

抽出量:130ml

をベースにしていきます。

北欧式=粗め(ポーレックスミルのツメ数22)
   =細め(ポーレックスミルのツメ数18)

通常焙煎=粗め(同じ)
    =細め(同じ)

抽出数は計4回

<北欧式の感想。>

粗く挽いたものが香りが立ち、口に含んだ時の酸味と甘みの当たり方が強く、それでいて余韻がなく特徴(花の蜜を吸ったような感覚)が出ているように思えました。
細く挽いたものは、酸味が強く出てしまい、口当たりのバランスに苦味が足され、ブレる印象が出ました。

<通常焙煎の感想。>

粗く挽いたものは、全体が薄く水っぽくなり、抽出したとは言えないようなものに。笑
細く挽いたものが口に籠るように甘いナッツのような香りが余韻に残り、冷めてくると甘みが出てくる変化が面白かったです。


北欧式は粗く、通常焙煎は細く

比較してみた結果、焙煎方法によって
抽出する際の特徴の引き出し方が変わることがわかりました。

北欧式は、リンク記事通り、香りと甘みが前面に出てくる印象。
通常焙煎は、時間と共に特徴を感じられる印象。

そして、もう一つの実験
点滴ではなく注ぎ続ける、という抽出法は
ここまでちゃんと旨味を落とすことができるのか!
と、驚きました。

今までの点滴抽出を振り返ると、酸味と苦味のバランスを履き違えていたのではないかと
そう考えるようになりました。

もう少し、実験してみようと思います。




同じカテゴリー(DROP OF KOPI )の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。